10月24日(火)、島田市の「プログラミング学習」を中学校に導入する事業の一環として、この Pepper(ペッパー)が……
8台、北中を訪れました。これは高性能なコンピュータを搭載した「ヒューマノイド(人間型)ロボット」で、「人間の声」による命令や問い掛けに応じて、あらかじめ入力された「ジェスチャー(動作)」や「セリフ」を用いて反応できるロボットです。この、あらかじめ入力する作業 がとても重要で、「自分」と「Pepper」の会話を想像してデータを入力するには、論理的な思考 が必要になります。
今回は、島田商業高校の生徒さん6人(うち2人は北中の卒業生)にもお手伝いいただいて特別授業を実施しました。
今回は、各グループが事前に指定されたいくつかの場面の中から好きなものを選び、その場面に沿って Pepper への入力作業を進めました。各グループは、入力したデータが正しく動くかどうかを確かめながら作業を進めます。したがって、「入力」→「実行」→「修正」→「実行」というサイクルを何回も繰り返します。
授業の最後には、各グループの入力した結果を Pepper と共にみんなの前で披露します。
設定された場面も様々で、「ファミレス」「学校」「空港」「スーパーマーケット」「家族」などがありました。ここで、その一例を紹介します。
Pepper: 「イエーイ! スウガクノ ジュギョウダー!」
生徒: 「2+3は?」
Pepper: 「5」
生徒: 「正解!」 「1+5は?」
Pepper: 「イチゴ!」
生徒: 「面白い答えだね♪」
Pepper: 「ワーイ! オモシロイ!」
このような会話が、Pepper の愛くるしいジェスチャーとともに成立しました。
今回の特別授業にご協力いただいた、「島田市戦略推進室」「株式会社テクノサイト」「株式会社オカムラ」「島田商業高校」の皆様、本当にありがとうございました。